18.4. 2019
for English and Czech texts scroll down ↓ 日本にとって小さな一歩、鯨にとって巨大な破壊 魚を肉と見なさず、故に生き物としても見なさないような国で、商業捕鯨を再開する計画を行なっていても不思議ではない。その国とは、今年の初めに国際捕鯨委員会(IWC)からの撤退を発表した日本である、 一つの理由 ー 日本の領海で商業捕鯨を復活する為だ。この新案は、日本官房長官、菅義偉氏によって発表され、捕鯨は今年7月に再開する予定と表明された。この逆行は、特にオーストラリアとニュージーランドからの批判を受けている。商業捕鯨は、鯨がほぼ完全に絶滅した後の1986年にIWCによって禁止された。 日本は1951年からIWCに加盟している。1987年には、「科学調査の為の捕獲」を開始、「科学調査の為の捕獲」とは、商業捕鯨を開始する為の単なる口実であり、日本が常にIWCを説得しようとしてきた為のものである。日本の主張としては、捕鯨および鯨を食することには長年の伝統があり、鯨の数は再び捕鯨ができるまでに上昇したというもの。また、捕鯨を持続可能にしようとするのではなく、反捕鯨組織となっているとIWCを批判している。 しかし、IWCは異なる意見を有しており、よって日本は脱退を決意した。これにより再び日本の領海で鯨の殺害を開始するのである、そして南極海で鯨を捕獲することは不可能となっている。しかしそれは、保護対象とされている希少な種を捕獲可能とすることを意味している。ロイターによると、日本は常に外交の中で多国間主義を強調してきたので、今回の決定は多くの組織から批判を受けており、異例の措置と考えられている。グリーンピースは、日本にIWCとの協力を再開し、海洋生物を保護するための新たな対策を導入するよう求めた。(www.ct24.ceskatelevize.cz) 昨年、122頭の妊娠中の雌鯨と114頭の子鯨が日本の捕鯨者によって殺害されてから、これらの哺乳類の無制限な殺害を復活することの致命的結果が容易に想像がつくのである。 1900年から1999年の間に、人々は約300万頭の鯨を殺害した。従っていくつかの種が今絶滅の危機に瀕していることは不思議ではない。絶滅の危機に近いのはシロナガスクジラで、2015年での個体数はわずか10,000頭である。 鯨肉を求めているのは日本だけではないことを付け加えておくべきである。ノルウェーとアイスランドが同様である。これらの国々は、1986年のモラトリアムとは一線を画しておらず、日本が使用している科学的調査の対象となることなく捕鯨を商業化し続けている。 鯨達は、絶滅危惧種であり、プラスチックの堆積物、有毒化学物質、または低周波軍用ソナーの騒音に苦しんでいるというだけでも充分だ。鯨が彼らの方向を失う原因となるのは船舶運送とソナーの騒音でそれは彼らにとって悲劇的な結果をもたらすかもしれない。その騒音が原因となりある鯨は浅瀬で方向喪失する羽目になり、またある鯨は脳の内部出血を起こしている。 ほとんどの国がこれが正しいことではないという事を認識し始めている時に、日本がこのような一歩を踏み出したことは信じられないことである。この島は誤った考えをしているように見受けられ、それは世界の他の地域から完全に分離してしまっている。地球規模の海洋汚染問題と水中生物の絶滅は日本とは無関係のようである。 捕鯨が世界の生態系に多大な悪影響を及ぼすことはもはや秘密ではない。「実際に、鯨は食物循環を安定させ、海洋のバランスを保つのである。」鯨はすべての海洋生物にわたっていわゆるエネルギーの流れにおいて重要な役割を果たしている。 鯨の排泄物は植物プランクトンの成長を促進する栄養素を含んでいる。これらの有機体は空気中に含まれる炭素を保持し、地球上のすべての生命にクリーンな空気を供給するのである。鯨の排泄物のおかげで、大気中の炭素は年間少なくとも400,000トン排出されている。 また、「海洋動物の多くの種が植物プランクトンを餌にしている」とミラン・ソトナは彼の研究である「捕鯨と鯨の個体数への捕鯨の影響」において主張している。 鯨の死体でさえも、海底深くに住む動物に餌をやるという重要な役割を果たしている。この問題に関するより多くの情報は下記サイトにあります(チェコ語):https://fim2.uhk.cz/wikicr/web/index.php/home/22-ekologie-a-environmentalistika/240-2016-01-07-14- 21-56。 悲しいことに、日本はこれらの事実に対して見て見ぬふりをしており、他の国々の意見を真剣に受け入れることを拒否している。この国は、たとえ長い間遅れていたとしてもその根深い伝統から抜け出すことが出来ないようである。しかし、その凝り固まった思考と行動が前進することを認めていない。これは停滞につながりこの場合大きく後退する一歩となってしまうのだ。 幸いなことに、他の国々が鯨の救済を行おうとしており、徐々に絶滅していくのを解決しようとしている。たとえ日本でさえも水の中で生息するすべての生物を殺してしまう前に、その行動を変えることを期待する。その行動を変えなければ海底の生態系を崩壊させることになり、我々全てにとって悪影響を及ぼすことになってしまうのである。 もしあなたが鯨達とあなた自身の運命を大切に思うのでしたら、あなたは鯨達とあなたの救済の為にこの請願書に署名することが出来ます:https://www.change.org/p/save-japan-s-whales A SMALL STEP FOR JAPAN, A GIANT DESTRUCTION FOR WHALES In a country that does not regard fish as a meat, and thus not a living being, it is no wonder...